社長挨拶

 
当社は、昭和47年(1972年)の創業以来、「技術力で地域
社会の発展に貢献する」を企業理念に掲げ、総合建設コンサルタ
ントとして公共工事の計画・設計・調査・測量を行ってまいりま
した。

 建設業界においては、「国土強靭化法」の制定や、社会インフラ
の維持管理の必要性などから、我々コンサルタントの役割が大きく
変化しております。

 我社は、このようなニーズの変化に対応すべく技術研鑽、向上に努
め、市民、国民の安全、安心を確保し、地域社会の発展に貢献するた
めに取り組んでまいります。

 今後とも皆様からの温かいご指導、ご鞭撻を賜りますようよろしく
お願いいたします。


                       平成26年 9月

 
2019年 4月
4月となり、福岡では桜の満開を迎えている。

5月に改元を迎えるが、4月1日に新たな元号が発表になる。平成の30年が終わりを告げる。
平成はバブル経済の崩壊やリーマン・ショックなどの日本経済に多大な影響を及ぼした出来事や2度にわたる大震災に見舞われた時代であった。

平成3年6月に発生した長崎県雲仙・普賢岳の噴火・大火砕流の発生、平成5年1月に発生した震度6の釧路沖地震、7月に発生した北海道南西沖地震。翌平成6年10月に発生した北海道東方沖地震、12月に発生した三陸はるか沖地震。平成7年1月に発生した阪神淡路大震災、これは都市直下型地震であり震度7を超えた地震で大変多くの方が被災された。平成12年6月には、三宅島噴火が発生した。10月には鳥取県西部地震が発生した。平成13年3月には芸予地震が発生している。平成15年9月十勝沖地震、翌16年10月には新潟県中越地震が発生し、多くの方が被災した。
平成17年にはここ福岡で福岡県西方沖地震が発生し、地震が無いと安心していた地域にも起こることを痛感した。また、台風14号が全国各地で被害をもたらした。
平成18年には豪雪による被害が発生した。平成19年3月には能登半島地震が発生し、7月には新潟県中越地震が再び起こった。同じく平成19年は猛暑に見舞われ、岐阜県多治見市で40.9°を観測した。
平成20年5月には茨城県沖地震が発生し、6月には岩手・宮城内陸地震、7月岩手県沿岸北部地震が発生した。平成21年8月には駿河湾地震が起こっている。
平成22年12月31日から23年1月2日にかけて発生した豪雪で交通障害が各地で起こっている。平成23年1月には新燃岳が噴火している。そして平成23年3月11日に東日本大震災が発生した。日本の観測史上最大規模の地震である。長野県北部地震も翌日に起こっている。平成23年8月には台風12号による被害が発生している。平成25年には台風26号による被害が発生している。
平成26年8月広島市土砂災害により多くの方が被災した。9月には御嶽山が噴火した。
平成28年4月熊本地震が発生し、本震が翌日に起こることを初めて知った。
平成29年7月に九州北部豪雨が起こり、土砂災害の恐怖が身に染みた。
平成30年6月に大阪府北部地震が起こり、6月末から7月初めには「平成30年7月豪雨」が発生し、全国的に甚大な被害をもたらした。8月には台風21号による関西空港が閉鎖された。さらに9月に北海道胆振東部地震が起こり、北海道全域が停電するなど、大きな被害をもたらした。

平成は、大変多くの自然災害が発生した。我々土木技術者はこれらの災害に対し早期の復旧が出来るように努力をして対応してきた。しかしながら、さらなる技術力の向上により一層迅速に処理できるように日々努力していきたい。
 
2019年 2月
あっという間に2月を迎えた。

2月になると節分に「恵方巻き」を食べる風習が根付いてきた。
本来、節分とは季節の節目である「立春、立夏、立秋、立冬の前日」のことをいい、年に
4回ある。日本では、古来より旧暦であるため、春から新年が始まったことから、立春の前日の節分が大晦日に相当する大切な日だった。そこで、立春の前日の節分が重要視され、節分といえばこの日を指すようになったのある。
昔は、季節の分かれ目、特に年の分かれ目には、邪気が入り易いと考えられていたために様々な邪気祓いが行われていた。「豆まき」も邪気祓いの行事である。

「恵方巻き」は縁起物として、関西で食べられるようになったもので、節分の日に恵方を向いて丸かじりすると願い事が叶い、無病息災や商売繁盛をもたらすとされる太巻きである。
七福神にちなんで7種類の具を入れ、巻き込んだ福を逃さぬように丸ごと1本、無言で食べきると良いとされている。
しかし、大手コンビニやスーパーで大量廃棄が問題となり、農林水産省が対応に乗り出した。
農水省は、スーパーやコンビニなどが加盟する7つの業界団体に対し、消費者の需要に見合う販売を行って、食品の廃棄を減らすよう求める文書を通知した。
農水省は「少しでも食品廃棄物を減らして、環境に優しい取り組みを企業に求めたい」としている。食品廃棄物は、自治体で焼却処分等を行い、これには税金が少なからず使われている。食品ロスを最小化出来る方法を考えていく必要がある。

最近「GAFA」を良く耳にする。Google Apple Facebook Amazon の巨大IT企業の総称である。
GAFAは、個人情報を収集し、個人の趣味、嗜好をくすぐる情報をピンポイントで送り付ける。興味ある情報が次々にスマホに飛び込んでくる。これは、個人情報の独占であり、独占禁止法等による規制に向けて政府が本格的に取り組むようである。
スマホ決裁やカード決済などのキャッシュレス化に伴い、個人情報がGAFAなどに益々集中していくものと思われる。時代の流れであり、致し方ないものではあるが、巨大IT企業が世の中を牛耳る時代への始まりであるように思える。

まだ寒い日が続くが、インフルエンザの流行も下火になったように思える。
体調管理に十分な注意を払ってほしい。
 
2019年 1月
新年、明けましておめでとうございます。
平成31年が始まった。今年は、5月に改元があり、平成の次の元号がどうなるのか気にされている方も多いと思う。4月1日に発表があるとのことである。

また、6月には日本初開催のG20サミット首脳会談が大阪で行われる。これにはG7(日、仏、米、英、独、伊、加、EU)に加え、中国、インドネシア、インド、ブラジル、メキシコ、南アフリカ、豪州、トルコ、アルゼンチン、サウジアラビア、ロシア、韓国、外招待国等」の首脳が集まり、世界経済をはじめ、国際社会の共通課題について幅広い議論がなされるものである。
このG20開催には、福岡市も誘致活動を行っていたが、大阪開催に決定した。これは、福岡市のホテル客室数が2万6000室であるのに対し、スイートルームを含め約3万室が必要とされる首脳会議であるため開催は見送られた。
福岡市は、空港が近いことから建物の高さ制限があり、大きなホテルの建設、建替えが進んでいない。福岡市の中心地である天神地区でアジアの拠点都市としての役割・機能を高め、新たな空間と雇用を創出するプロジェクト”天神ビックバン”を福岡市が推進している。これは、航空法の高さ制限を特例承認(国家戦略特区)し、現行65mであったものが76mまで緩和される。要件を満たせば容積率も800%が1200%になる。
この天神ビックバンで高級ホテルの誘致も始まっており、ザ・リッツ・カールトンの福岡進出が決まった。福岡市のホテル不足が、天神ビックバンで少しでも解消されることを望んでいる。
6月には福岡市でG20財務大臣・中央銀行総裁会議が開催されることとなった。G20と同様の国々の財務大臣、中央銀行総裁が国際経済問題について議論し、世界経済の安定的かつ持続可能な成長の達成に向けて協力することを目的とした会議で、日本では初開催となる。福岡県民として誇らしく思っている。

1月3日 午後6時10分頃に熊本地方で震度6弱の地震が発生した。これは、2016年に発生した一連の熊本地震の震源域から離れており、これまでに知られている活断層ではないエリアで発生している。日本周辺には約2000の断層があるとされているが、これまで知られていない断層のずれでの地震を考えると、断層に近い場所では細心の注意が必要であろう。
北海道胆振東部地震から半年、日本列島の北から南までどこで地震が発生してもおかしくない状況である。首都直下型地震、東海・東南海・南海トラフ地震にも注意を払いつつ、それぞれの地域で防災について再認識していただきたい。

平成31年が皆様にとって良い年であることを祈っております。
 
2018年12月
12月を迎えましたが、福岡は暖かい日が続いている。

今年は、災害多発の年であり、6月18日に大阪北部地震、7月5日から8日にかけて西日本豪雨、9月4日には台風21号の上陸、さらに9月6日には北海道胆振東部地震が発生しました。この場を借りて犠牲となられた方々に深くお悔やみを申し上げますともに、被災された皆様にお見舞い申し上げます。

11月18日は『土木の日』であった。これは土木の二文字を分解し十一と十八になりことと、「土木学会」の前身である「工学会」の設立が明治12年11月18日であったことから11月18日が「土木の日」と制定されたことは以前にも書いたと記憶している。

今年の多くの自然災害においても「土木」の力を発揮して、道路啓開や応急仮工事、災害査定測量設計を実施し、住民の方々の安全・安心の提供を行った。
道路啓開は、大規模災害発生時に被災地で緊急車両等が通行可能となるように道路上の瓦礫等の除去処理を行い、救援ルートを確保する作業で、道路啓開により自衛隊や警察、消防などが緊急現場への通行が可能となる。
応急仮工事は、道路が陥没したり、無くなった箇所に応急的に大型土のうなどを設置し、通行可能にすることで、一般車両等が通行可能となる。河川の堤防が無くなっている箇所にも大型土のうなどで仮の堤防を設け、次の洪水に一時的に備えるものである。
災害査定は、被災した公共土木施設等の災害復旧に費用の一部を国に補助してもらうために受けるものであり、その査定を受けるための測量、設計図面の作成を行う。
このように、災害が発生した場合には多くの土木技術者が力を合わせ、救援活動や早期復旧に努力している。
しかし、自衛隊の方々のように取り上げられることは殆んどない。我々土木技術者もその技術や行動を発信すべきではないかと考えている。

さらに、今後想定される「首都直下型地震」や「東海・東南海・南海トラフ地震」への対策にも土木技術を駆使し、減災・防災に努めていきたい。
同様に豪雨に対する対策や大型台風に対する備えについても土木だけでなくITによる情報伝達など、あらゆる方法を駆使して、減災・防災に努める必要がある。

今年も残すところ一か月となったが、地震はいつ起こるか分からない。豪雪が発生するかもしれない。
自分の身は自分で守る、自助を忘れずに過ごして頂きたい。
2018年11月
はやいもので、もう11月になった。
今年もあと2ヶ月となり、なんとなく慌ただしくなっている。
昨日はハロウィンであった。東京渋谷をはじめ全国各地で仮装した人々で賑わった。九州一の繁華街、中洲でも魔女やゾンビの仮装を多く目にした。

プロ野球日本シリーズの最中であり、博多駅では多くの赤ヘル応援団と出会った。広島カープファンが大挙して福岡に訪れている。宮崎からホークスの応援に来ている方から福岡ドーム最寄りの地下鉄駅に行く列車を聞かれた。
その折に、ホテルがなかなか取れなかったと聞いた。福岡はホテルが取りづらい街となっている。音楽イベントや国際会議と大学受験が重なった時には、受験生の宿泊場所の確保が出来ず。福岡市が斡旋したりもしていた。
福岡には韓国、台湾、中国をはじめ東アジアからの旅行者が多く訪れており、ホテル事情は悪化している。これに対応するために新しいホテルが続々とオープンしている。
2019年に開催される20カ国・地域(G20)首脳会合の誘致を福岡市でも名乗りを上げていたが、海外の首脳級が宿泊するホテルの充実度などで大阪に決定した。財務相会議は福岡に決まった。ホテルはスイートルームを含めて3万室程度が必要とされ、警備も重要な課題となる。外務省から福岡市の宿泊施設の不足を指摘されていたようである。
福岡市では、中心地である天神(大名)に「ザ・リッツ・カールトン」(147室)が計画されており、高級ホテルがひとつ増えるようである。

11月4日告示の福岡市長選挙では、現職の高島市長が立候補を表明し、選挙公約が出された。JR博多駅から博多港にかけてのロープウエーの実現を上げている。ウオーターフロントエリアでは、大型クルーズ船が2隻同時に着岸できるようになり、コンサート会場、国際会議場などのイベント開催場所も集中していることから、空間を立体的に利用できるロープウエー整備したいとのことである。

11月11日には、「福岡市民マラソン」があり、多くの市民ランナーが天神から福岡ドーム、博多湾に沿って走り抜け、糸島市がゴールとなっている。昨年は沿道で福岡のソールフードである「牧のうどん」の一口バージョンが給水ポイントで配られていた。
今年も楽しいイベントになりそうである。

朝晩の冷え込みが厳しくなり、紅葉も一気に進んでいる。風邪には十分な注意を払い、体調管理を怠らないようにしてほしい。
2018年 10月
10月となり、めっきり涼しくなった。

9月30日から台風24号が強い勢力を保ったまま四国、紀伊半島に上陸し、日本列島を縦断した。
関西圏をはじめ、多くの鉄道で運転見合わせを行うなど、全国の交通に大きな支障をもたらした。
台風21号の爪跡も残っている中での再度の台風襲来で、被災者の方も大変な苦労であると推察される。
近年、多くの鉄道会社が事前に運休を発表し、利用者の保護等を優先させている。
気象予報の精度が上がったことが一因として考えられるが、会社や学校においても事前情報を基に休校や会社を休みにするなど、不要不急の外出を減らす工夫が必要であると思われる。
我々、公共土木に携わる者は災害等が発生した場合に、迅速に対応できるように努めているが、二次災害等に特に注意が必要であり、応急対策や測量などを行う場合に危険性に配慮した行動が求められている。
土砂災害や道路陥没など現場へ近づきにくい場所も多く、作業員の安全確保が最優先されなくてはならない。
自衛隊や警察、消防などが人命救助や不明者の捜索などで大変なご苦労をおかけしているが、我々土木技術者も自衛隊などが現地に行くための道路を通行可能にするための応急処置などを行っており、防災・減災も大事であるが、災害時の対応も大事な仕事であると考えている。
台風25号が発生しており、24号と同じようなコースをたどるようである。
東シナ海を北上し、偏西風にのって東へ進路を変える。21号、24号のように勢力が強くならないことを祈る。

10月となり過ごしやすくなったが、夜と昼の温度差が大きく、風邪をひいている方を多く見かける。「クールビズ」期間は9月30日までとなっているが、半年もネクタイをしていないのでなかなかネクタイを締めることになれない状況である。少しずつネクタイにも慣れていかなくてはならないと感じている。

季節変わり目であるからこそ、体調管理に十分気をつけて頂きたい。
2018年 9月
9月になり、朝晩は少しずつ涼しくなってきた。

9月1日は「防災の日」である。大正12年の9月1日に関東大震災が発生し、多くの命が奪われ、甚大な被害が発生した。
今年も日本各地で大雨による土砂災害や河川の氾濫が相次ぎ、尊い命が奪われた。
いつどこでどんな災害に自分や家族が見舞われるかわからない状況である。

「防災の日」は、台風、高潮、津波、地震などの災害についての認識を深め、それらの災害に対処する心構えを準備するためとして、1960年に内閣の閣議了解により制定された。また、1982年からは、9月1日の「防災の日」を含む1週間(8月30日から9月5日まで)が「防災週間」と定められた。
「防災の日」及び「防災週間」では、全国各地で防災訓練や防災意識を高め、防災知識を普及・啓発するための行事等が行われる。この機会に自分の周囲で起こる可能性がある災害や、身の回りの危険な箇所、また、避難場所や避難経路等を確認して、災害にしっかり備えることが大事である・

台風21号が非常に強い勢力を保ったまま9月4日に上陸する恐れがある。
赤道に近い場所に比べ、日本付近の海面水温は低く、台風が日本に上陸するまで「非常に強い」勢力を保つことは殆んどない。
しかし、台風21号は、1993年の台風13号以来となる「非常に強い」勢力で上陸する恐れがあり、25年ぶりとなり、暴風が吹き荒れる恐れがあり、しっかりと対策を行う必要がある。

今年は台風が頻繫に発生し、接近または上陸する台風も多くなっている。9月からが本格的な台風の時期となり、災害に対する準備をしっかりと行って頂きたい。
 
2018年 8月
7月6日からの平成30年7月豪雨により被災された皆様に謹んでお見舞いを申しあげます。また、豪雨後の猛暑の中での被災地支援、応急復旧に向けて尽力されている関係者の方々に敬意を表します。

毎月のように自然災害のことを書いている。これほどまでに自然災害が多発した年は少ないように感じている。
先日も台風12号が東海地方に上陸した後、西に進み、瀬戸内海、四国から九州に再上陸し、現在は屋久島付近でループしているようだ。再び勢力を増し、暴風圏ができるようである。気象庁では、「これまでの経験が適合しない台風」だと注意を呼び掛けていた。

気象庁は、数十年に一度の重大な災害が予想される場合に発表する「大雨 特別警報」を6日から8日にかけて福岡、佐賀、長崎、広島、岡山、鳥取、京都、兵庫、岐阜、愛媛、高知の11府県で発表した。2013年に特別警報の運用が始まって以降、一つの災害で4都府県以上に出されたのは初めてである。昨年の「平成29年九州北部豪雨」以来の発表であった。

気象庁は、大雨や暴風などによって発生する災害の防止・軽減のため、気象警報・注意報や気象情報などの防災気象情報を発表している。これらの情報は防災関係機関の活動や住民の安全確保行動の判断を支援するため、災害に結びつくような激しい現象が予想される数日前から「気象情報」を発表し、その後の危険度の高まりに応じて注意報、警報、特別警報を段階的に発表している。
特別警報が発表され場合、発表地域に数十年に一度の、これまでに経験をしたことのないような、重大な危機が差し迫った異常な状況にある。市町村の避難情報に従うなど、適切な行動をとる必要がある。
自治体が出す避難情報には、「避難準備・高齢者等避難開始」「避難勧告」「避難指示(緊急)」があるが、自然災害に対しては、自らの判断で避難行動をとることが原則である。
市町村は、災害が発生する危険性が高まった場合に、起こりうる災害種別に対応した区域を示して避難勧告を発令する。自宅や学校・職場等にはどのような危険があるのか、市町村が指定している避難場所はどこなのか等について、あらかじめ確認・認識しておき、いざという時の避難行動について考えておく必要がある。

また、連日の猛暑についても気象庁は、「40℃前後の厚さはこれまで経験したことのない、命に危険があるような暑さ」「1つの災害と認識している」と伝えた。東日本と西日本では8月上旬にかけて気温の高い状態が続き、最高気温35度以上の猛暑日が続くところもある見込みと発表している。
熱中症に十分注意し、睡眠と栄養、水分と塩分をしっかりと取ってほしい。
2018年 7月
7月となり蒸し暑い日が続いている。熱中症に対する注意と体調管理に十分な注意が必要である。

昨年7月5日の九州北部豪雨から1年が過ぎようとしている。被災地では河川道路の復旧に少しずつ前進しているが、農地などでは堆積した土砂に覆われているところがまだまだ多く残っている。これからが本格的な復旧となっていくものと信じている。

6月29日の未明から福岡県では梅雨末期の大雨となり、県内各地で避難勧告や土砂災害警戒情報が出された。福岡管区気象台は記録的短時間大雨情報を発表し、注意を促した。福岡県内で記録的短時間大雨情報が発表されるのは、昨年7月の九州北部豪雨以来となる。
自治体から発表される避難準備情報や避難指示、避難勧告だけでなく、気象庁HPの防災情報を自身で確認し、早めの避難行動をとってもらいたい。防災情報では、「土砂災害警戒判定メッシュ情報」「大雨警報(浸水害)の危険度分布」「洪水警報の危険度分布」など地図情報が確認できる。「自分の安全は自分が守る」自助を基本に行動してもらいたい。

6月18日午前7時58分ごろ、大阪北部で震度6弱の地震が発生した。5人の方の尊い命が奪われ、300人以上の方がけがをされた。大阪での大規模地震は観測開始から初めてのことである。活断層の動きによる直下型地震であり、一昨年の熊本地震も同様のものであった。日本全国どこでも起こることが考えられる。
通勤・通学の時間帯に地震が発生したために、公共交通機関が終日マヒし、エレベーターへの閉じ込めなど大阪は大混乱したようである。
6月26日には、政府の地震調査委員会が今後30年以内に震度6弱以上の大地震に遭う確率を示す「全国地震動予測地図」の2018年版を公表した。
18日の大阪北部地震の発生前に作成されているが、首都直下地震や南海トラフ地震の影響を受ける太平洋側の確率が高くなっている。ちなみに大阪市は56%で、大阪北部地震の震源に近い高槻市で22.7%であった。
調査結果の詳細は国立研究開発法人「防災科学技術研究所」のホームページで公表されている。皆さんのお住まいの近くの発生確率を調べて置くのも良いかと思われる。確率が低いから地震が起こらないとは考えないようにしてほしい。

今年も多くの自然災害が起こっている。地震、火山活動は事前に予知できないが、大雨や台風は予報が出ることから事前の準備はある程度可能である。

「備えあれば憂いなし」である。
2018年 6月
6月となり、蒸し暑い日が続いている。九州南部、北部、四国地方が梅雨入りした。
福岡では平年より8日早く、昨年よりも23日も早い梅雨入りである。気象庁の長期予報では気温が高く、降水量はほぼ平年並みと予想している。

福岡県の朝倉地域では、昨年7月5日の九州北部豪雨から1年が経とうとしているが、復旧・復興はなかなか進まない状況である。梅雨前に埋塞していた河川の土砂撤去は概ね完了しており、今年の梅雨はなんとか雨水を流すことができるだろうとのことである。梅雨に大雨がないことを祈っている。
国土交通省では、九州北部豪雨の豪雨による氾濫や近年の豪雨災害の特徴を踏まえて「全国の中小河川の緊急点検」を実施し、その結果に基づき、「土砂・流木補足効果の高い透過型砂防堰堤の整備」「多数の家屋や重要な施設の浸水被害を解消するための河道の掘削等」「洪水に特化した低コストの水位計(危機管理型水位計)の設置」について平成32年度を目途に対策を行うとしている。砂防ダム等の整備約700渓流、河道掘削・堤防整備約300km、危機管理型水位計の設置約5800箇所の整備予定である。
豪雨災害に対するハード対策は国、県などの公共事業で行うが、ソフト対策として防災情報を分かり易く発信するために、地デジ(データ放送)による河川情報の提供や「川の防災情報」がスマホで見られるようになり、河川情報アラームメールなどが運用されている。平成30年5月1日からは、九州地方整備局の管理する20水系については緊急速報メールでのプッシュ配信で洪水情報が届くようになった。自助・共助・公助を忘れずに避難行動を行ってほしい。

6月3日は、「測量の日」である。「測量の日」とは、1989年、建設省が測量法制定40周年を記念し、同法が1949年6月3日に成立したことにちなんで制定したものだ。
測量は現代社会にあっては、国土の管理・保全や、防災・減災、さらに急速に拡大する地理空間情報高度活用社会を支える極めて重要な情報インフラとなっている。
この「測量の日」にちなんだイベントが6月3日を中心に数多く催されている。
一般社団法人福岡市設計測量業協会での毎年恒例の第22回「あそこまでなんぼ」を6月3日に開催する。福岡市の天神中央公園に設置したA点からB点までの距離を歩幅で測り、その後測量機械による正確な距離を測り、正解者に商品を贈呈する。このような催しにより、測量の意義と重要性に対する市民の理解と関心を高めることとしている。
スマホに標準装備されている位置情報アプリやカーナビなど地理空間情報は無くてはならないものになっている。
測量の重要性が十分認識されないまま利用されている傾向があり、測量基準点の消失や、測量成果が不適切に使用されるといった問題も生じている。

測量の重要性を皆さんに理解してもらいたいと考えている
 
2018年 5月
5月になり、めっきり暖かくなった。
4月には30℃を超え真夏日となった地域もある。

今年も環境省提唱のクールビズが5月1日から9月30日までの期間で始まった。
クールビズとは何なのかを改めて考えてみた。
環境省では、定炭素型の「製品」「サービズ」「ライフスタイル」など、地球温暖化対策に資するあらゆる「賢い選択」を促す国民運動「COOL CHOICE」を、関係省庁や企業・団体・自治体と連携しながら推進している。
この「COOL CHICE」の主要施策のひとつとして、平成17年度から推進している、夏季の室温設定の適切化とその温度に適した軽装や取組を促す「クールビズ」を今年度も推進している。
環境省では、適切な室温を28℃としているが、「室温28℃」という数値はあくまで目安である。必ず「28℃」でなければならないということではなく、冷房時の外気温や湿度、「西日が入る」などの立地や空調施設の種類などの建物の状況、室内にいる方の体調等を考慮しながら、無理のない範囲で冷やし過ぎない室温管理をお願いする上での目安としている。冷房の設定温度を28℃にしても、室内が28℃になるとは限らず、そのような場合は、設定温度を下げることも考えられる。
「クールビズ」で呼びかけている「室温28℃」は冷房の設定温度のことではないことを認識してほしい。

新社会人の方にとっては、「クールビズ」初体験だと思われる。男性のクールビズの基本は、「ノーネクタイ・ノージャケット」が多い。スーツ姿からジャケットとネクタイを除き、Yシャツを半袖にすればクールビズの完成となる。いくらクールビズだからと言って、Tシャツ・タンクトップ・ハーフパンツ・ジーンズ・サンダルなどはラフ過ぎてほとんどの業種でNGとなる場合が多い。

これから梅雨が近づき、雨が多くなってくる。
梅雨の走りと梅雨末期に大きな災害が多発している。昨年の九州北部豪雨も7月5日に発生してまもなく1年となる。被災地では、埋塞していた河川の浚渫が進み、今年の梅雨を越す準備に追われている。
復旧・復興にはまだ時間が必要であり、被災者の方々が元通りの場所で暮らせ、元通りの仕事ができるように我々も応援していきたい。
 
2018年 4月
4月となり、一段と温かさを感じている。福岡では桜の満開を迎えている。

国の会計年度としての平成30年度が始まった。学校や会社で新入生、新入社員が入ってくる時期である。学校や会社で新たな出会いに期待が膨らむものである。

新社会人となる方々はこれまでの学生時代から生活が一変するものと思われる。社会人として最低限のマナー、常識をもって社会生活を送って頂きたいものである。
ある程度の礼節を持って、先輩、上司に接し、会社になじみ、共に仕事をする仲間であることを理解してもらいたい。
学生の頃は、勉強でも卒業論文でも一人ですることが多かったのではないかと思われるが、仕事は一人で出来ることは限られており、仲間とともに一つのことを成していくものである。同僚や先輩、上司とともに成果を上げていくもので、一人だけでは出来ないと考えてもらいたい。

「社会人としてのコミュニケーションを大事にしてください」とよく言われる。
コミュニケーションとは、ただ会話することだけでなく、人それぞれの考え方、仕事の進め方などが違うことを認識し、この違いを埋めて妥協点を求める作業だと思われる。
社会は色々な人間が活動し、共存するために言葉が生まれ、言葉により相手の考え方を知り、自分の考えを伝える。それぞれの考え方の違いを埋めるためにコミュニケーションが必要となった。コミュニケーションが苦手な者は自分の考えを押し付ける行動をとるようになる。コミュニケーションの大事さを認識して新たな環境に馴染んでほしい。

相手の話を聞き、自分の考えを分かり易く伝える。これは、社会人だけでなく、親子、友人関係など全ての社会生活で必要なことで、インターネットやSNSなどのネット環境で育ってきた若者は、匿名性を利用した誹謗中傷や個人攻撃が頻発している。
顔が見えない状況でのコミュニケーションは成り立たないと思っている。
相手の顔を見ながら、どのように感じているかを確認しながら会話を進めることが重要である。講演会などでは、なかなか表情を感じ取れない。私は、大勢の前で話しをするときには、だれか一人を決めて、この人と会話をしているつもりで話をするように心がけている。

新社会人となった方々にとって新たな環境での出発となるが、自分が出来ること、したいことを早く見つけて欲しい。
 
2018年 3月
3月になり、少しずつ春めいてきた。
3月1日は、福岡県の高校で卒業式があり、2019年大卒の就職活動が解禁される日でもある。

高校卒業生にとっては、新たな生活が始まる卒業式である。大学や専門学校への進学や就職で住み慣れた故郷を後にする方も多くおられる。一人暮らしを始める方もおられると思う。
私は、一人暮らしの経験がなく、家事は全く出来ない。
一人暮らしでは、なかなか料理をしなくなったと聞いているが、外食やコンビニだけでなく、料理を覚えるのにも良い機会だと考えて、たまには料理に挑戦してみてもよいと思う。
今になると一人暮らしをしておけば、少しは料理が出来たのではないかと考える。

大卒の就職活動が始まる。大学の就職セミナーなどでマニュアル的な就職活動を進めているようであるが、履歴書やエントリーシートの書き方が画一的に思える。
皆さんがサークルの部長、副部長であり、アルバイトのリーダーをしていることになっている。部長、副部長がそんなに多いのかと不思議に思うほどである。
面接でもマニュアルに沿った受け答えをされる。履歴書は読んであると伝えても、覚えた履歴書を読んでいる方も見られる。
面接官としては、履歴書に書いていない本質を見抜こうとして、色々な質問を考えているが、的を射た答えがなかなか出ない場合がある。
社会人としては、マニュアル通りに動く必要もあるが、マニュアルにない事態が起こった場合の対処法がより重要であると考えている。

冬季オリンピックが日本のメダルラッシュで閉幕した。
女子カーリングを多の方がテレビ観戦された。ロコ・ソラーレ(LS北見)の試合ぶりに大勢が和んだのではないだろうか。選手がピンマイクを付けて試合をしており、ピンチの場面でもなぜか明るい声が聞こえた。あの明るさが銅メダルに届いたのではないかと思っている。カーリングもスポーツ競技である以上、勝つことに執念を燃やしているはずである。
しかし、LS北見をテレビで見ると微笑ましくなる自分に気が付いた。
見ている人々を楽しくするためにカーリングをしているわけではないだろうが、自分達が楽しんでカーリングをやっていると思われるところが、我々を楽しくしてくれたのだろうと思う。

私も出来る限り仕事を楽しんで、周りの人々を楽しく出来ればと考えている。
 
2018年 2月
あっという間に2月を迎えた。

昨日1月31日は、皆既月食で、ひと月に2度目の満月であった。
スーパーブルーブラッドムーンで、1カ月に2回満月になる現象が「ブルームーン」と呼ばれ、さらに皆既月食で、月の表面が赤っぽく見える現象が「ブラッドムーン」と呼ばれている。これに月と地球の距離が近くなる「スーパームーン」が同時に起こることで、地域によっては約150年ぶりの、珍しい天体イベントといえる。
スーパームーンは通常の月と比べると14%大きく、30%明るく見え、年に4~6回起こる。ブルームーンは2年8ヵ月に1回、皆既月食は年に2回以上の頻度で起こるが、これが3つ同時に起こることは非常に珍しいことで。
福岡を含む西日本では、曇りでスーパーブルーブラッドムーンを肉眼で見ることができなかった。テレビ中継では良く見えた。
日本では今回の現象は約36年ぶりと言うことで、次回を楽しみにしたいと思ったが、36年後は少々無理であることに気が付いた。

福岡ではここ数日大変寒い日が続いている。東京都心で-4.0°Cを記録したとのことであるが、福岡も最低気温が氷点下となっている。
山間部の峠道では積雪や凍結による通行規制が行われ、県内の移動に支障を来している。
福岡ではめったに積雪や凍結が起こらないために、スタッドレスタイヤやタイヤチェーン等の準備がなかなか進んでいない。
1月中旬に積雪の予報があった折に、ガソリンスタンドやカー用品専門店は大忙しであったそうである。
スリップによる事故や立ち往生が発生し、交通に影響を及ぼした。
国土交通省北陸地方整備局長岡国道事務所のHPに「雪道運転テクニック」と言うものがある。
一面の銀世界をドライブするのは爽快であるが、常に危険がひそんでいることを頭に置いてほしい。スノードライブの基礎知識を身につけ、安全で快適な運転をお願いしたい。

朝倉市、東峰村では、九州北部豪雨からの災害復旧に向けた工事発注が順次行われようとしている。梅雨までの河川浚渫や幹線道路の復旧が優先されている。我々コンサルタントとしては、工事発注に必要な図面、数量の作成を急いでいるところである。
まだまだ復旧に着手したばかりで、現場では何も進んでいないように見えるが、着実に進んでいる。

1日も早い復旧を実施し、被災された方が元通りの平穏な生活が取り戻せるように努力したい。
2018年 1月
新年あけましておめでとうございます。
平成30年 2018年が始まる。

昨年は、福岡、大分県で7月5日に発生した九州北部豪雨で40名の方がお亡くなり又は行方不明となる甚大な災害が起こった。
ここに改めてご冥福とお見舞いを申し上げる。

我々土木技術者は、防災、減災に向けて或いは利便向上に向けて日々業務を遂行しているが、このような災害が発生した場合に、無力さを感じることがある。
災害が起こる前に何かできなかったのかと考えるが、行政の事業計画に沿って業務を行っている我々だけでは事業を起こすことは出来ない。
日々の生活の中で危険を察知し、行政に働きかけることで防災、減災の事業実施に向けた行動を行うことが必要であると考える。
今回の九州北部豪雨は線状降水帯が同じ場所に留まったことによるものであるが、これはいつどこにでも起こりうるもので、同様の災害がどこにでも起こりうることである。
平成26年の広島豪雨災害もこの線状降水帯によるものである。
近年、雨の降り方、降水量がこれまでの経験をもとにしたものと大きく変化してきているように思われる。
「これまで崩れたことがない山だから」とか、「浸水したことがないから」などの経験では計り知れないことが起こることがあることを認識して避難や防災に努めて欲しい。

今年は『戌年』である。私も年男で、還暦を迎える。あっという間の60年であった。
地区の集まりで高齢化はしているが、世代交代も多く、親世代から子供世代に代わっている家も見受けられる。
小学生も多く、活気があるように感じられる。
地域の繋がりを大切にし、何かあった場合に助け合えるようなコミュニティ作りを手助けできたら良いと考えている。

『戌年』の今年は、景気拡大と東アジアの安定を願って過ごしていきたいと考えている。

今年が皆様にとって良い年となることをお祈りする。
 
2017年12月
12月を迎え、急に寒さが身にしみてきた。

今年は、7月の九州北部豪雨に伴う、災害査定に向けた測量設計を行い、多忙な日々を送った。
被災者の方々は、いまだに不自由な生活を強いられていることとお見舞い申し上げる。

気象庁の長期(3ヶ月)気象予報では、北部九州は雨や雪が降り、気温も平年と比べて低いと予想している。
地球温暖化が叫ばれているが、冬の寒さは厳しくなっているように感じている。
2015年に英国のノーザンブリアン大学のザーコバ教授の研究チームの発表によれば、太陽の活動は2030年代に現在の60%にまで縮小し、1645年に始まった「ミニ氷河期」の時代に近い状況になるという。
1645年~1715年の氷河期には地球の平均気温が1.5度ほど低下した。今回の寒冷化はその時よりももっと気温が低下すると言われている。
地球規模で気温低下が起こると、穀物の収穫ができずに、世界人口80億人のうち、約20億人が飢餓と病気で死亡する危険性があるらしい。日本のように食糧自給率が低い国はその影響を強く受け、国家の存続が危ぶまれることも考えられる。
2030年代はあっと言う間にやってくる。今のうちから対策づくりを進める必要があろう。穀物の耐寒性の向上に向けた研究や省エネルギー温室の開発などがあげられる。

農地では、九州北部豪雨により被災した農地および農業施設は甚大な数に上り、農地の土砂堆積や流出、用排水路の損壊、溜池の決壊などであり、穀倉地帯である筑後川流域を襲っている。来年の作付けが出来るかは、災害復旧の進捗状況によるものと思われる。
果物(柿、梨、ブドウなど)が名産で、とてもおいしいものが収穫されていたが、多くの木に土砂が堆積し、枯れているものが目立った。果樹は長くの時間をかけて育て、果実が実るため、収穫には長期間を要すると思われる。
一日も早く、おいしい果実を頂ける日がくることを願っている。

福岡県の朝倉地区では、まだまだ多くの家屋が土砂に埋まり、被災家屋が残っている状況である。河川、道路を復旧し、復旧から復興に繋げていきたいと考えているが、甚大な被害のためになかなか進まないのも現実である。

我々土木技術者も復旧の一助となっているものと感じているが、一日も早い復旧・復興を願っている。
 
2017年11月
11月を迎え、JR博多駅では関取の姿を多く見るようになった。
福岡では、関取を見ると冬の訪れを感じるようになる。

10月には、2週続けて台風が日本列島を縦断し、多くに被害をもたらした。
総選挙の投票率にも影響を与えたものと思われる。
想定外の気象が全国各地で発生している。
想定外が想定外でなくなってきているような気がする。
気象庁では、「指定河川洪水予報」や「土砂災害警戒判定メッシュ情報」「大雨警報(浸水外)の危険度分布」などの情報を提供しており、これらの情報を自身で確認し、身の安全を確保して頂きたい。

冬になると、豪雪などの災害が発生することも念頭に、自然災害から自身、家族を守るための情報収集を十分してほしいものである。

福岡朝倉では、まだまだ豪雨災害からの復旧が出来ない状況が続いている。
我々土木技術者も精一杯努力しているが、膨大な数の前に、進捗がおもわしくない。

今後も一生懸命に努力し、一日も早い復旧に協力したい。
2017年10月
10月を迎え、朝晩はめっきり涼しくなったが、昼間はまだまだ暑い日々が続いている。

先日、衆議院が解散し、10月10日公示、10月22日投開票の衆院選が行われることとなった。旧来の政党、新たな政党に対する審判が下されることとなる。
私は、20歳になって以来投票に行かなかったことは一度もない。衆院、参院、地方首長、地方議員、全ての選挙において投票所に足を運んでいる。
若いころは、少し排気音が大きな車で小学校の投票所に行っていた。周りの方に睨まれていた気がする。
最近は、「投票する人がいない」、「誰が良いのか分からない」などと棄権する人が多すぎる気がする。投票する人がいないのならば、白紙投票でもよいとは思われるが、投票に行くことが大事であると考えている。
私の息子たちも、日曜日の午前中に必ず連れて行った。
今年、娘が18歳となり、初めての国政選挙である。引きずってでも連れていくつもりである。高校3年生であり、学校の授業でも選挙の大切さは学習していると思われるが、選挙に行くことの大切さを教えたいと思う。
選挙は、権利であり、また、義務でもある。立候補者の訴えを聞き、自分に共感できるところがあれば政党の公約等も見ていく必要がある。
実感なき景気回復や北朝鮮問題など我々の生活に直結する問題が山積している今だからこそ、今後の政権運営をどこの党、どの人に託すかをしっかりと吟味してほしい。

今年も9月8日、9日に中洲JAZZが行われた。九州北部豪雨の災害復旧業務に携わっていたために、今年も参加しそびれた。災害発生から早くも3ヶ月が過ぎようとしているが、被災地はまだまだ流木や土砂が多く残っている。
我々も一生懸命に測量設計を行っているが、大変な状況が続いている。


被災地では、柿や梨、ぶどうなどが実り、彼岸花が咲き誇っていた。
緑や茶色の中に鮮やかなオレンジ色や赤が大変印象的であった。
被災地の一日も早い復旧、復興を願っている。
2017年 9月
8月が終わり、9月を迎え少しずつ涼しさが感じられる。

7月の九州北部豪雨災害の災害復旧に関する測量設計を実施しているが、猛暑の中での現場作業が続き、体調を崩しかけている。
被災地では、ボランティアの方々をはじめ多くの方が懸命に復旧作業を続けられており、少しずつではあるが、前進しているようである。

去る、8月29日早朝に北朝鮮から北海道に向けて中距離弾道ミサイルが発射され、東北、北海道地方では「Jアラート(全国瞬時警報システム)」による緊急情報が発信された。テレビでは、通常放送を止め、ミサイルの情報が流された。
「全国瞬時警報システム(Jアラート)」とは、弾道ミサイル情報、津波警報、緊急地震速報、気象等の特別警報など、対処に時間的余裕のない事態に関する情報を国(内閣官房・気象庁から消防庁を経由)から送信し、市町村防災無線等を自動起動することにより、国から住民まで緊急情報を瞬時に伝達するシステムである。同時に携帯電話会社を通じてエリアメールや緊急速報メールにも発信されるもので、24時間伝達が可能となっている。

同様に「Lアラート(災害情報共有システム)」があり、安全・安心に関わる公的情報など、住民が必要とする情報が迅速かつ正確に住民に伝えられることを目的とした情報基盤である。地方自治体やライフライン関連事業者などの公的な情報を発信する「情報発信者」と、放送事業者、新聞社、通信事業者などその情報を住民に伝える「情報伝達者」とが、この情報基盤を共通に利用することによって、効率的な情報伝達が実現できるものである。
「Lアラート」については、まだ100%とはなっていないようですが、全国普及に向けて取り組まれている。

9月1日は防災の日であり、自然災害だけでなく、隣国からの脅威に対しても「Jアラート」が活躍しないことを願っているが、携帯電話や防災行政無線などが鳴った場合の対処法を家族も含めて考えてみる機会にしては如何だろうか。
防災の日は、1923年9月1日午前11時58分に発生した関東大震災を教訓として制定された。今年の「防災の日」は、台風、豪雨、地震などの自然災害に加え、ミサイルに対する備えも考える日にしていきたい。
 
2017年 8月
8月になり猛暑続きで早くも夏バテ気味である。

7月5日(水)の昼ごろから夜にかけて、福岡県朝倉市、東峰村、添田町、大分県日田市周辺を記録的な豪雨が襲い、河川の氾濫、土砂崩れが多数発生し、甚大な被害となった。
被害を受けられた方々に対し、謹んでお見舞いを申し上げる。
福岡、大分両県で35名が死亡し、いまだに6名の方が行方不明となっている。
一日も早い発見が望まれる。
九州北部豪雨では朝倉市付近で3時間に約400mm、12時間で約900mmの雨量が解析されており、特に5日15時20分までの1時間降水量は169mmが観測された。
まさにバケツをひっくり返したような雨が何時間も続いた状態であったものと推察される。
同時刻の福岡市は雨が降っておらず、40km程の距離であるが、大雨に関する特別警報が出されるとは予想もしていなかった。前日の7月4日に台風3号が福岡地方に接近する予報で、県からも注意が呼びかけられていたが、大雨も強風もなく過ぎていき、安堵していた翌日の豪雨である。線状降水帯が発生したための豪雨である。線状降水帯は、2015年の関東・東北豪雨や2014年の広島土砂災害などで大きな被害をもたらしたものである。
福岡管区気象台によると、島根県などに大雨をもたらした活発化した梅雨前線が、大陸からの高気圧に押し出される形で南下し、対馬海峡から山口付近で停滞した。その前線に向かって、福岡・佐賀県境にまたがる背振山の西側から回り込むように東シナ海側と太平洋側から暖かく湿った空気が入り込み、山の東側の筑後地方北部付近で合流。発達した積乱雲が次々に発生し、線状降水帯と呼ばれる帯状の雨雲が形成され猛烈な雨が降り続いたとのことである。

新聞やニュースで豪雨被害の状況は見られていると思われるが、我々建設コンサルタントは災害復旧に向けた測量や設計に取り組んでいるところであるが、被災個所が多く、遅々として進まない状況である。私どもでも測量・設計を行っているが、終わりの見えない状況である。
私たちは被災地の一日も早い復旧・復興を願っているが、被災の規模も数もこれまで経験したことが無いものであり、原形復旧が原則の災害復旧で良いのかの疑問がある。
災害関連事業や災害助成事業などにより河川の流下能力を大きくするなど何らかの方法で再度の被害を抑制することが大事だと考える。
今回被災した朝倉地域では、平成24年九州北部豪雨でも大きな災害に見舞われ、5年後に再び被災したことになる。5年前に比べて甚大な災害となっており、同じように復旧することが妥当かどうかを考えなくてならない。

線状降水帯は、どこにでも発生するものであり、全国どこで同様な災害が起きるか分からない。国民に「安全・安心」を提供する必要がある政府としては、公共事業を削減するのでなく、河川整備や山林の整備、土砂災害防止などにより多くの事業が可能となるように努力してほしい。
我々土木技術者は、安全・安心を提供するために日々技術研鑽を行うことが大事であると考えている。
2017年 7月
7月となり、今年も半分が過ぎていった。

福岡では、梅雨入り後なかなか雨らしい雨が降らず、農作物が悲鳴を上げている。我が家でも畑を借りて家庭菜園を行っているが、なかなか水やりに行けず、久しぶりに覗きに行くと水不足で大きくならず、残念な状況になっていた。それでもキュウリはかなり大きくなっており、大変おいしく頂いている。
そんな中、台風3号が九州北部に近付いている。7月の初旬に台風が接近する状況は極めて珍しいことで、ここ数年九州北部には台風が上陸してなく、大変気がかりである。
梅雨前線と台風で大雨になることが懸念され、災害に対する注意が必要である。

7月2日に「福岡トライアスロン」が福岡市東区で行われた。福岡市の志賀島、海の中道で行われた大会で、スイム:1.5km バイク(自転車):40km ラン:10km(スタンダードヂィスタンス:51.5km)で東京オリンピックと同じ距離だそうだ。都市と自然が絶妙に融合した九州の玄関口である「福岡」を舞台とした大会である。志賀島は、福岡市北西部の博多湾に浮かぶ島で、「漢委奴国王」の金印が発見された場所として有名な島である。金印だけでなく島内各所に万葉歌碑が点在し、悠久の歴史が感じられる島である。周囲11kmと小さな島でるが、福岡を観光するのであればぜひ一度は訪ねて欲しい場所である。

7月となり、今年も「博多祇園山笠」が始まった。今年は、「ユネスコ無形文化遺産」に登録されて初の開催年であり、一段と盛り上がっている。九州の祭りで登録されたのは、「博多祇園山笠」「戸畑祇園大山笠」「唐津くんち曳山」「八代妙見祭」「日田祇園曳山」の五つの行事である。博多祇園山笠のフィナーレである「追い山」は毎年7月15日の早朝、午前4時59分のスタートなので、なかなか見物に行けないが、今年は7月15日が土曜日であり、仕事が休める方が多いと思われ、盛大になることが予想される。九州一の繁華街、中洲で夜明けを待つ人が大勢いるのではないかと想像している。「追い山」はスタート地点である櫛田神社が最も勢いがあり、「掻き手」も櫛田入りに全力を注ぐ。最後の「回り止め」まで気を抜くことなく、勇壮な走りが楽しめる。是非一度山笠見物にいらして欲しい。

これからも熱中症と、梅雨末期の大雨に注意を払いながら楽しい夏を楽しんで頂きたい。
 
2017年 6月
6月となり、蒸し暑い日が続いているなか、1年の半分が過ぎようとしている。

5月のゴールデンウイークが終わった頃に話題となるのが「5月病」である。5月病とは、新社会人や新入生が新しい生活環境で緊張が続いた4月の1カ月を乗り切り、連休明けの5月に無気力状態に陥るものである。しかし、最近では新社会人においては5月よりも6月に無気力状態に陥るケースが増え、「新5月病」とか「6月病」と呼ばれている。
6月には、新人研修が終わり職場に配置され、実際の仕事につくころで、新生活が始まって1カ月が経ち、心の疲れやストレスが溜まり、思っていた仕事と違う、「こんなはずじゃなかった」と考えることで、心の疲れやストレスが、心身の不調となって現れるものだ。
・食欲不振 ・睡眠障害 ・暴飲暴食 ・出勤前の腹痛や吐き気 ・便秘や下痢 ・疲労感 ・酷い肩こりや頭痛 ・朝が起きられない ・イライラする ・気持ちが落ち込む
などの症状があらわれる。
4月1日に入社式を迎えた新社会人や親元を離れて一人暮らしを始めた大学生が新しい環境や新しい職場に緊張し続け、ゴールデンウイークの連休明けに無気力となるのが「5月病」でしたが、新社会人の研修期間を長めにとる企業が多くなり、研修期間明けの6月にずれ込んできており、これが「6月病」と呼ばれるようになっている。
研修明けに実際の職場に配属され、仕事に就くことで、ストレスをため込むのではないかと考えており、入社時から徐々に仕事に慣れていくことで、『5月病』『6月病』にならないようにしてほしいと考えている。

6月3日は、「測量の日」である。測量法が昭和24年6月3日に公布され、平成元年に満40年を迎えたことを機会に、測量の意義と重要性に対する国民の理解と関心を高めることを目的として制定された。
当社が所属する(一社)福岡市設計測量業協会では、毎年6月3日に測量の日のイベントとして、福岡市役所前の福岡中央公園において「あそこまでなんぼ」を企画・運営している。これは「公園内に設置したA点からB点までの距離を歩幅で測る」「ビルの高さを目測で測る」、「3点で囲まれた面積を歩測する」などのクイズを行っている。正解に近い方への商品や参加賞も準備している。
測量は、国土の実態を総合的、科学的に把握し、国土の均衡ある利用や住宅・社会資本の整備などのための基礎資料を提供している。測量は国民生活に必要不可欠な基礎情報を提供しているが、あまりにも基礎的な情報であるため、その特性及び重要性が十分認識されないまま利用されている傾向が伺える。測量の日のイベントへの参加をお願いしたい。

雨の季節がやってきている。豪雨災害等には気をつけていただき、早めの避難を心がけて欲しい。
 
2017年 5月
5月になり、ゴールデンウイーク期間中である。
平成29年度がスタートして1カ月が過ぎ、新しい生活にも少しずつ慣れてきたのではないか。

社会人となった人には、「なんでこんな仕事(会社)を選んだのだろう」「俺は何の為に働いているのだろう」と悩んでいる方も多いと思う。私の場合は、学生時代にずぼらな生活をしていたために、朝早くに起き、出社することで精一杯で、悩み暇もなく、気が付けば忙しい毎日となっていたように思う。
ホンダ創設者の本田宗一郎に『会社のためじゃなく、自分が幸福になるために働け。』という言葉がある。協調的、献身的労働がある種の美徳とされた昭和に時代に「自分のために働け!」と言ったのである。個人が会社組織の中に埋没することなく、赤裸々に自分の人間性を出して、感動しながら仕事をするという瞬間が大事であるということであった。
「個人の幸福のうえに社会と国家の繁栄があるのであって、その逆は真ならず」である。
新社会人だけでなく、多くの社会人に「自分のため、家族のために働き、個人の幸福を実感しよう。」と伝えたい。

環境省では、低炭素型の「製品」「サービス」「ライフスタイル」など、地球温暖化対策に資するあらゆる「賢い選択」を促す国民運動「COOL CHOICE」を推進している。
この「COOL CHOICE」の主要施策のひとつとして、平成17年度から推進している、夏期の室温設定の適性化とその温度に適した軽装や取組を促す「クールビズ」を今年も推進している。クールビズ期間は5月1日から9月30日までであり、この期間はノーネクタイ、ノー上着などのサラリーマンを多く見かける。
「クールビズ」とはいえ、相手に不快な思いをさせるような服装は如何なものかと思われるが、社会人としての常識の範囲で軽装での仕事を行いたいものである。

去る4月16日は、「平成28年熊本地震」の本震から1年の節目を迎えた。まだ多くの方が仮設住宅に住まわれ、不自由な生活が続いているようである。
1年とは、あっという間に過ぎ去るもので被災者の方々にとっては長い1年間であったと思われる。5月になり、梅雨の季節が迫る中、早期復旧、復興がなされるように祈りたい。

梅雨の雨は農作物にとっては大切な恵みの雨であり、無くてはならないものである。あまりに一度に降るから災害をもたらすのであり、備えを万全にすることが大事である。
「自分、家族の幸福のために」の一つとして防災に関する情報の収集や避難場所などについて、休みの間に家族と話し合うこともよいのではないかと考えている。
2017年 4月
4月になり、平成29年度が始まった。新社会人、新入学、進級と新しい一歩を踏み出す多くの方々にエールを送る。新たな環境へ速く慣れるように一日一日を大事に過ごして欲しい。当社でも4月3日に新入社員を迎える。若い方のエネルギーを会社に与えて欲しいと願っている。
私も入社以来35年が過ぎたが、入社式の緊張は覚えている。入社試験が10月にあり、半年ぶりに会社を訪れたことになったが、福岡生まれ、福岡育ち、大学も福岡と福岡を出ていなかったことから、生活にはあまり不安を感じていなかった。新たな土地で新生活を送る方にとっては、色々な不安があるのではないかと想像している。
新たな出会いを楽しみに、希望を持って新生活を始めて頂きたい。
3月、4月は、別れがあり、新たな出会いがある。出会いを大切にして過ごしていきたいと考えている。

福岡でも桜の開花宣言があり、ちらほらと桜が見られる。まだ寒い日があり、一気に満開とはならないようであるが、楽しみである。博多駅から会社までの途中に小学校があり、校門に大きなソメイヨシノが花をつけ始めている。入学式の頃に満開となれば新入生、ご家族の方も晴々しい気持ちになれるものと思われる。

先日、「人口と日本経済」(古川洋著)という本を読ませて頂いた。これからの人口減少、少子高齢社会で、経済成長が可能かどうかについてまとめられ、これまで多くの経済学者がこの命題について議論を重ねていたことを学んだ。これまで経済成長は人口の増加によるものと思っていたが、過去の欧米での経済状況を見ていくと、必ずしも人口と経済成長は比例しない事例がみられる。
現在1億2711万人の日本の人口は、このまま放置すれば2065年には8100万人まで減少する見通しだが政府は1億人の人口維持を目標に掲げている。日本では若い女性が少なくなりすぎたから、たとえ一人の女性が産む子供の数が増えても、人口減少の趨勢は止めることはできない状況である。人口減少は日本にとって大きな問題であるが、人口が減るから経済成長は無理ということは正しくはないと書かれている。
「プロダクト・イノベーション」(既存の製品の延長線上にない、革新的、画期的な製品を生み出すこと)のみが経済成長の原動力であり、日本の企業が潜在的な需要に応えるようなプロダクト・イノベーションを起こすことが経済成長にとって非常に大事である。
経済成長は、人々にとって幸福をもたらすものでなくてはならない。健康、長寿社会の実現や利便性の向上、家事負担の軽減など戦後からのイノベーションが経済成長をもたらした。

新たに社会に出られた方々は、『プロダクト・イノベーション』が経済成長をもたらし、生活の質の向上を図れるものと考えて色々なことにチャレンジして頂きたい。
2017年 3月
3月となり、少しずつ春めいてきている。日中の日差しが眩しく、温かさを感じている。
今年も今日、3月1日から就職活動が解禁となり、大学3年生、大学院1年が真新しいスーツに身を包み、色々な企業に会社訪問を始めることになる。
終身雇用制度が崩れかけており、就職活動が一生を決めるほど重い選択ではなくなってきているようだが、学生さんが就いてみたいと思う職業、企業を選択してほしいものと思っている。
我々コンサルタント業界は、公共事業の削減に伴って、利益率の減少や雇用者数の減少に歯止めがかからず、担い手の確保、育成が急務となっている。
労働環境の改善や福利厚生制度の充実など各社で取り組んでいるが、若手社員の早期退社が多く、若年層が非常に少ない業界であるといえる。
社会インフラの整備、維持管理の大事な部分である調査・計画・設計などを担う建設コンサルタントは、国民の安全・安心や利便性の向上を目指す、やりがいのある仕事であると自負しているこの業界への多くの入職者があることを願っている。

我社は、中小企業であるが地域に根ざし、地域の安全・安心を提供することで、地域社会の発展に貢献することを企業理念とし、技術力の向上に日列努力している。福岡県内の業務がほとんどであり、県内を動きまわっている。
福岡は田舎と都市が近接しており、海の幸、山の幸に恵まれ、アジアに開かれた町である。
福岡空港からはJR博多駅まで地下鉄で2駅、中心地の天神まで5駅と大変便利な街である。
しかし、道路については整備が遅れており、慢性的な渋滞が起こっている。この解消が急がれる。

福岡には、中国、韓国、台湾など東アジアの観光客が多く来訪している。博多港には大型クルーズ船が就航し、「キャナルシティ博多」などの商業施設には朝早くから多くの観光客が訪れている。最近の傾向としては、中国からの来訪者は団体が多く、韓国、台湾からの来訪者は個人や家族が多いように感じている。有名なうどん店やラーメン店には海外の方が行列を作っている姿をよく見かけるようになった。

2月の終わりに国公立大学の前期試験が実施されたが、人気グループのコンサートもあり、福岡市周辺ではホテルが取れず、混乱した。受験生を支援するために企業の寮などを貸し出したり、民泊を斡旋したりと官民をあげて応援したと聞く。福岡の人の温かさを思い知らされた。


年度末となり、慌ただしくなっているが、健康に気を付け、乗り切って頂きたい。
2017年 2月
早くも2月を迎えた。『1月は行く。2月は逃げる。3月は去る。』と言われるが、まさしく1月はあっという間に行ってしまった。

1月20日に米国のトランプ大統領が就任式に臨み、次々に大統領令を発令した。TPPからの永久離脱やメキシコ国境の壁建設、テロリスト・リスクの高い7カ国の国民の入国凍結など14項目にのぼる。
アメリカ・ファーストは分かるが、自国内での製造をゴリ押しすることは、アメリカの疲弊に繋がるのではないかと懸念する。
例えば、自動車関連産業にしてもアメリカで作れば価格は跳ね上がり、日本人は購入を控えるであろうし、燃費の向上や環境対策(排ガス規制)などの条件をクリアする自動車技術の向上が無ければ、売れる車にはならないことが容易に想像できる。
日本はアメ車を輸入していない、販売が芳しくないと言っているが、ドイツ車などと比べても燃費や環境配慮において劣っていると感じている。
自国の化石燃料産出と他国を同等に考えることがおかしいのであり、日本のような燃料を輸入に頼っている国では、燃費向上は最低限の性能向上であると思われる。

長崎県対馬市観音寺に祀られていた「銅造観世音菩薩坐像」、海神神社に祀られていた「銅造如来立像」などが2012年10月に韓国人窃盗団に盗難される事件が起きた。
2013年1月に窃盗団が韓国警察に逮捕され、観世音菩薩坐像などは返還されるものと思われていたが、一緒に盗難された如来立像は返還されたが、観世音菩薩座像は裁判で倭寇(日本の海賊)により略奪されていたとの判断で、韓国の浮石寺への引き渡しを命じた。
14世紀に倭寇が略奪した客観的証拠もなく、窃盗したものでも600年前はここのものであったということで返還しないなど、とんでもないことで、大英博物館などの収蔵品などは全て無くなってしまうのではないかと心配になる。韓国の政治機能が麻痺していることが伺われる。

アメリカ、韓国、北朝鮮、中国と日本の周りの国々の動静やEU離脱の英国、大統領選挙を控えるドイツ、フランスなど今年は世界的に大きな変換点となるように感じている。

外交問題はあまり関係ないと思われる節もあるが、我が国の経済活動には大変大きな問題となりかねない。人口減少社会に突入した我が国にとっては、経済の低迷は社会保障をはじめとした税収、社会保障費の低下に繋がり、国民にとって大きなマイナスとなりかねない。

トランプ大統領の政権運営、韓国次期大統領など日本にとっても今後を左右する大きな関心事である。

これからも世界の動きに注意を払いながら、毎日を過ごしていきたい。
2017年 1月
新年あけましておめでとうございます。
平成29年が始まりました。

今年は、『酉年』です。平成29年は、『丁酉(ひのと・とり)』となります。十二支や干支の考え方では、酉の付く年は商売繁盛に繋がると考えられており、酉(とり)は「取り込む」に繋がるといわれ、そこから運気もお客も取り込めるというものです。
酉年は商売人にとって、より実りの多い1年になる予感がある年で、ある程度の成果が得られる、区切りの年となる可能性があるそうです。運気や有効な情報を取り入れ、自分にとっても実りある年にしてください。

昨年、平成28年は各地で地震が発生し、多大な被害が発生しました。被災された方にお見舞い申し上げます。
昨年1年間で、震度5弱以上の地震が日本で34回も起こり、なかでも4月14日、16日の発生した熊本地震は震度7、M7.3という大きな地震でした。多くの地震学者が日本は「活動期」に入っていると言っており、東海、東南海、南海トラフ地震が2020年代に起こると想定しています。
三連動地震が発生した場合は、M9.1のとてつもない大地震になる可能性があり、太平洋側の地域には最大30mを超える大津波が数分のうちに襲うことが予想されています。
太平洋側以外の地域でも震度6以上の大きな揺れに見舞われ、家屋の倒壊やインフラの損傷が考えられます。
昨年末に起こった新潟糸魚川市での大火のような状況が、全国各地で起こることが予想され、東日本大震災の10倍以上に上る経済損失が懸念されています。
また、首都直下型地震についてもいつ起こってもおかしくない状態だと言われおり、富士山を含めた活火山の大規模噴火も懸念さています。

戦後からバブル期までが地震も火山も「静穏期」であり、今日の日本の発展を邪魔していなかったのですが、これからいずれも「活動期」となることから、日本の踏ん張り所と思われます。
少なくとも2020年東京オリンピック・パラリンピックまでは地震も火山も大人しくしていて欲しいものです。
政府 地震調査研究推進本部のホームページ( http://www.jishin.go.jp/ )に「地震に関する評価」等の情報があげられています。一度ご覧になってください。


今年が皆様にとって良い年となることをお祈りいたします。
2016年12月
12月となり今年も残り1カ月となった。
11月8日に発生したJR博多駅前の福岡市の市道「博多駅前通り」における大規模道路陥没事故は大変驚いた。
通勤でJR西日本 新幹線博多南線(博多~新幹線車両基地)を利用しているが、JR博多駅新幹線ホームに着くと薄暗く、停まっているエレベーターや階段、2階コンコースは真っ暗で、JR職員の方が懐中電灯を照らす中を歩いて降りて行った。
停電の為に自動改札機も作動してなく、薄暗い1回コンコースへとたどり着いた。博多駅筑紫口(東側)は、キヨスクはじめ土産物店、飲食店も閉店であり、シャッターが下りたままで、このような光景は初めて見た気がする。
しかし、博多口(西側)は、いつものように電気が付き、土産物店も開いていた。
陥没現場は西側であり、博多駅全体が停電しているものと思っていたが、配電系列に違いがあったようである。
11月26日に復旧個所で再び最大7cm程度の陥没が起こっているが、これは埋め戻した流動化土の周りが沈下したものと思われ、今後大きな陥没には至らないと考えられる。
駅の部分的な停電であったが、大規模災害が発生した場合、駅などの公共施設では大混乱になるのではないかと心配になった。
東海、東南海、南海三連動地震の発生が懸念されているが、日本全国で大混乱となる恐れがあり、肝を冷やしていた。

11月22日午前5時59分に福島県沖で地震が起き、M7.5 福島、茨城、栃木で震度5弱の揺れを感じた。直ぐに津波警報、注意報が発令され、多くの市民が避難をしたことがニュースとなっていた。ニュース映像で河川を遡上する津波を捉えているものがあり、その河川堤防で犬を連れて散歩している人や、渋滞の車が映っていた。
5年前の津波の恐怖が無くなったのかと不思議に思っている。

防災は、『自助、共助、公助』であると言われているが、情報(津波警報など)発信をどのようにすることがより効率的で、確実であるかを再検証する必要がある。
インタビューで「東日本大震災よりは揺れが小さかったので...」と答えている人が映っていた。大変な間違えであると言え、揺れが小さくても大きな津波が襲来する恐れは十分にある。今回の地震でも仙台港で1.4mの津波を観測している。人間は、50cmの津波で流されると言われている。くれぐれも過信しないようにしなければならない。
津波到達予想時刻がテレビなどで随時流れていたが、予想よりも早く到達した場所も見受けられた。
あくまでも予想であり、一刻も早めの避難に心がけたい。

自分、家族を守るのは自分であることを忘れずにいたいものである。
 
2016年11月
11月を迎え今年も残りわずかとなった。
福岡近郊の糸島市周辺では、漁港などに「牡蠣小屋」がオープンし賑わっているようである。「牡蠣小屋」は、とれたての牡蠣を炭火などでバーベキューのように焼いて食べるものであるが、その多くの店が飲料等の持ち込みをOKとしている。調味料、ビール、焼酎を持ち込んでおのおの牡蠣を味付けし、楽しんでいる。チーズを乗せて焼いたものが大変美味であった。寒くなると牡蠣小屋に行きたくなる。


10月21日14時07分ごろ、鳥取県中部を震源とするマグニチュード6.6の地震があり、鳥取県倉吉市、湯梨浜町、北栄町で震度6弱の激しい揺れを観測した。この地震による揺れは西日本全体に広範囲におよび福岡県でも北九州で震度3を観測した。
福岡市では、2005年の「福岡西方沖地震」の時に震度6弱を観測しているが、当時社屋を飛び出して、駐車場に数分間とどまった記憶がよみがえった。携帯電話が不通となり、家族との連絡ができなかったことを思い出す。
被災者された方々にお見舞いを申し上げる。

さらに、10月8日午前1時46分熊本県阿蘇山中岳第1火口で36年ぶりに大規模な爆発的噴火が発生し、火山灰が広範囲に降灰した。阿蘇周辺の農家では、年末の収穫に向けたイチゴ栽培の時期であり、降灰によりイチゴの生育に大きな影響が出そうである。
熊本は、4月の地震、その後の大雨そして今回の阿蘇山噴火と自然災害に悩まされた年となった。同じ九州であるが支援できていない状況をもどかしく思う。

今年も全国各地で大きな自然災害が発生しており、我々土木技術者は災害の復旧、防災減災に懸命に立ち向かっている。福岡では近年大きな災害は発生していないが、活断層である警固断層(南東部)の今後30年以内に地震が発生する確率は0.3%~6%と高い数値を示しており、規模としてはM=7.2と大規模な想定がなされている。これは熊本地震の前の予想であり、発生確率が上がっていることも考えられる。
福岡だけでなく日本列島はどこにでも地震が起こることが考えられ、地震に対する備えは各人がそれぞれでしておく必要がある。夜間に発生するのか、就業、就学中に発生するのかだれにも予想できない。
家族や会社内などの連絡体制をもう一度見直し、避難場所の確認なども必要である。水、食料に備蓄も確認して頂きたい。

自分や家族を守るのは自分であることを再確認してほしい。
2016年10月
10月を迎え、朝晩は涼しくなった。
9月は台風が日本列島を襲い、多くの被害が発生した。
早期の復旧、復興を願いたい。

福岡・博多の三大祭りの一つ 放生会(ほうじょうや)が9月12日~18日に日本三大八幡の筥崎宮で執り行われた。「全ての生命あるものを慈しみ、秋の実りに感謝する」お祭りで、その起源は「合戦の間多く殺生すよろしく放生会を修すべし」という御神託によるもので、千年以上続く祭典だ。また、一年おきに御神興行列が行われ、七日間の期間中は参道一帯に数百件の露店が立ち並ぶ、九州随一の秋祭りと言える。
今年は、残念ながら期間中に雨が続き、参拝者が少なかった。
この放生会では、まつりの期間中に販売される「おはじき」と「チャンポン」が有名で、おはじきは「博多人形」の職人の手作りで毎年すぐに売り切れるほどの人気だ。
チャンポンは麺料理でなく、吹いて鳴らす楽器の一種で、ビードロとも呼ばれるガラス製品で、巫女さんが絵付けをしていて、人気商品である。
露店では、お祭りおなじみの金魚すくいやお面、ウナギ釣りなどと共に「新生姜」が売られている。元々筥崎宮周辺は生姜の栽培が盛んで、この時期に取れる新生姜を販売していた名残であるが、現在は宅地、マンションとなり、生姜畑は見当たらない。
露店では、昭和の時代を彷彿とさせる お化け屋敷や見世物小屋など少し変わったものもある。レトロな感覚になれる放生会に一度遊びに行ってほしい。

福岡では、もうひとつ9月9日、10日に「中洲JAZZ」が行われた。西日本一の繁華街「中洲」を舞台に8回目のジャズ・フェスが催された。中洲のメインストリートを歩行者天国とし、ジャズ・セッションが楽しめる。
8年目となり、8箇所の屋外ステージと4か所のインストア―ライブを催された。
年を追うごとに演奏者、観客が増えているようで、第1回のときにたまたま中洲にいたが今ほどの盛り上がりではなかったと感じられた。今はお気に入りのセッションを聞こうと思えば、早い時間から場所取りをする必要がある。気軽にジャズを聴いて頂きたいが、全国的なイベントに成長したようだ。
今年は体調を考え残念ながら行かなかったが、来年はぜひ行きたいと考えている。

1923年(大正12年)9月1日正午2分に発生した関東大震災から93年が過ぎた。
首都直下型地震の発生が懸念されているが、福岡でも「警固断層帯南東部」を震源とする地震が想定されている。熊本同様に「地震がない」と思っている住民が多くいる福岡では、備えも疎かであると言われる。関東大震災発生の日を契機に改めて防災に対する意識向上が図られることを祈念する。
2016年 9月
8月が終わり、9月を迎えたが、まだ暑い日が続いている。
私は、8月初めから腰部脊椎間狭窄症の手術を受け、入院していた。
入院している間に、石原慎太郎著「天才」を拝読した。「天才」は、元内閣総理大臣、田中角栄を石原慎太郎独特の一人称小説として描いたものである。
私の会社の仕事がインフラ(社会資本)整備に関連しているからではないが、田中角栄という人物を大変読みやすくわかりやすく説いた小説であった。「日本列島改造論」には、当時衝撃を受けたことを思い出した。高速道路、整備新幹線、空港これらを全国に配置し、裏日本(山陰地方、日本海地方)を活気付かせる。日本の高度経済成長が終焉を向かえつつある時代で「日本列島改造論」発表の翌年には第一次オイルショックが発生している。
米メジャー頼りのエネルギー政策は資源がない日本にとって非常に危ういものであったことが、今だから理解できる。
第三次安部晋三改造内閣の組閣があり、派閥や人脈などを考えながらテレビニュースを見ていた。
現在、田中角栄氏のように政界において強大な力を持っている方はいないように思われるが、安部政権の「経済対策」ではリニアモーターカーの延伸などのインフラ整備も含まれているようであり、日本を元気にする、活気を取り戻すということに全力を投入しているように思われる。

入院中の楽しみはテレビであり、この時期リオオリンピックが開催されてことから、毎日テレビ観戦をした。柔道、競泳、体操、卓球、バトミントン、陸上など日本人選手の活躍が毎日放送されていた。ただ、夜LIVE映像を見ているのに、翌日のワイドショーで同じ場面が何度も繰り返し放映され、日本人選手が出場していない競技や予選敗退した競技などの放送がなかったのは残念であった。
競技として面白いものも多くあり、日本人選手がいなくても十分楽しむことができるではないかと感じられた。

今年の8月は、例年と違い台風7号、9号、10号、11号が相次いで東、北日本に接近または上陸し、大きな被害をもたらした。現在も台風10号の影響で北海道を中心に豪雨災害が発生している状況である。九州には今年になって接近した台風もなく、日本列島の東側を台風が通っている。太平洋高気圧とシベリア高気圧の勢力が強いために二つの高気圧の間を台風が通過しているとのことであるが、台風10号は特別に異常な進路であったと言える。小笠原付近から西進し、沖縄の手前で停滞し勢力を拡大し、Uターンして東進、北上し、太平洋側から東北地方に上陸する観測史上初めてのケースであった。気象に関しては過去のデータでは評価がしにくいと思われることが多発しているようである。
被災地の一刻早い復旧・復興を願いたい。
2016年 8月
8月になり暑い日が続いている。
福岡では、7月30日までに猛暑日5日、真夏日33日、熱帯夜20日となっており、昨年の猛暑日4日、真夏日42日、熱帯夜21日と比べると8月を前にして、暑い日が増えている。
職場や学校などはエアコンにより涼しくしているが、一般家庭の昼間、特に主婦の方がエアコンを使わずに家事をされていると聞く。熱中症に注意が必要である。水分と塩分の供給をこまめにしていただきたい。
熱中症というと高熱が出るイメージだが、実は体から水分が失われる脱水が最初に起きる病気だ。この脱水状態は最初のうちは気づきにくく、自覚症状のない脱水を「かくれ脱水」と呼び注意が呼びかけられている。
熱中症は人によって進行度が違うが、必ず最初の段階にかくれ脱水がある。
熱くなると汗をかくことで、体は内部の熱を外に出す。その結果水分が失われ脱水状態になる。自覚症状のない初期の段階がかくれ脱水である。そのままでいると体はさらに汗をかき、脱水が進む。
めまいや立ちくらみ、足がつると言った症状が現れ、そして水分が不足すると汗はストップする。体内に熱がこもって体温が上がり意識障害がでるなど重い熱中症になってしまうのある。
かくれ脱水を見つけることが、熱中症の予防にとって非常に重要だと言える。
 
7月1日にバングラデッシュのダッカで「イスラム国」と思われるレストラン立てこもりテロがあり、日本人7人を含む人質20人と警官2人が殺害された。
この日本人は我々と同業の建設コンサルタントに働く技術者である。
ダッカの地下鉄建設の事前調査業務のために当地で業務を遂行していたとのことである。
途上国のインフラ整備を行う建設技術者が標的になったテロ事件は、過去にもあり、プラント技術者などが襲われた。非武装で現地に赴く技術者を標的にする許せない行為である。
「イスラム国」は、日本人もテロの標的であると明言しており、海外だけでなく日本国内でも注意が必要である。 
2016年 7月
7月となり、梅雨まっただ中である。
 九州は、6月末から豪雨が続いており、震災のあった熊本をはじめ、あちこちで土砂災害が発生しているようだ。

 多くの場所で土砂災害防止法に則り、「土砂災害警戒区域(イエローゾーン)」「土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)」の区域指定がなされ、ハザードマップ等で住民の方々に周知されている。
土砂災害防止法とは(正式名称;土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律)、土砂災害から国民の生命を守るため、土砂災害のおそれのある区域について危険の周知、警戒避難態勢の整備、住宅等の新規立地の抑制、既存住宅の移転促進等のソフト対策を推進しようとするものです。
皆さんの自宅や会社が、土砂災害警戒区域や土砂災害特別警戒区域の区域指定内にある場合、気象庁の「土砂災害警戒警報」などが発表されたならば、早めに避難、あるいは避難準備をしてください。命だけは守りましょう。

福岡の街は、7月になると「博多祇園山笠」が始動します。
今年は、「ライオンズクラブ世界大会」があるために、飾り山の公開を1週間早めたとのことで、博多の街は飾り山であふれている。7月1日からは、舁山が始動する。
舁山は、7月15日早朝の「追い山」でのフィナーレまで福岡、博多の街を駆け回る。
追い山は、「お櫛田さん」と呼ばれる博多の総鎮守「櫛田神社」の「清道」を回り、博多の街に飛び出していく。タイムレースであり、午前4時59分に一番山が飛び出し、「博多祝い唄(祝いめでた)」を歌いレースが始まる。二番山は6分後、三番山以降は5分おきに出発する。
今年は、金曜日の早朝となるが、毎年多くの観光客や観客で沿道はあふれかえっている。地下鉄、電車やバスが臨時便を運行し、福岡市内外から見物に集まっている。
午前7時過ぎにはほとんどの山を見終わり、それから仕事に向かう人も見受けられる。
追い山見物のベストポジションは櫛田神社の桟敷席であるが、なかなか入手できない。
櫛田神社の入り口が迫力満点のスポットであるが、前日の深夜から場所取りをしていおかないとスペースは無い。
櫛田神社は川端商店街側であり、川を渡れば「中洲」である。中洲を目の前に夜中に並ぶ自信は私には無い。
誰か並んでほしいものである。

福岡では、山笠が終われば梅雨明けも近くなる。
今年は水害、土砂災害が少しでも少なくなることを祈っている。

 
2016年 6月
早いもので、今年も半分が過ぎようとしている。

福岡では、光化学オキシダント濃度が高く、福岡県では4年ぶりに光化学スモッグ注意報が発令された。2012年5月7日以来となる。
自動車の排気ガスや工場の排煙などから出る窒素酸化物などが、太陽の紫外線によって光化学反応を起こすと、光化学オキシダントが発生する。光化学オキシダントの濃度が高くなると、白くもやがかかったような状態となる。これが光化学スモッグである。
光化学スモッグが発生すると、目やのどが痛くなったり、頭痛やめまい、息切れなど健康に影響を与えることがあり、注意が必要である。
注意報が発令された場合は、激しい運動を避け、出来るだけ室内で過ごすようにすることが大事である。紫外線が強い5月から9月ごろにかけて発生しやすいようだ。
各地の都道府県や政令市では防災メール等で「光化学スモッグ注意報」を知らせているようで、私の携帯電話にも防災メールが届いていた。

これから全国で梅雨入りし、雨が多い季節となり、豪雨災害等の発生が懸念される。
「平成28年熊本地震」で大きな被害が出ている大分県、熊本県では一層の注意が必要ではないかと考えられる。
今年は、台風の発生情報がなく、例年とは気象状況が違うように感じている。
前出の「防災メール」では、「光化学スモッグ」「大雨」「洪水」「強風」「竜巻」「地震」「土砂災害」などの気象に関する注意報、警報がメールで配信されるもので、住まわれている地域や職場、学校などの近辺における災害関連情報を受け取るものである。
地震については、いつ何時発生するか分からないものであるが、その他の気象災害については、事前に情報を得ることで、ある程度の準備が可能であり、被災を軽減できるものであると言える。少なくとも、本人を含めた家族の命を守るためにも事前情報をキャッチし、防災の基本である「自助」を実践して頂きたい。

福岡県那珂川町と佐賀県吉野ヶ里町に貯水を予定している「五ヶ山ダム」では、水没予定地内に在る佐賀県天然記念物「小川内の杉」の移植が5月31日に終わった。この杉は樹齢700年と言われ、高さ39m、根元の周囲13.4m、重さ440トンで、二つの大きな株と、一つの小さい株の3本が根元でつながった「親子杉」「夫婦杉」とも呼ばれているものである。昨年の2月から準備に掛かり、今年4月9日から5月31日までをかけて約220mをゆっくりと移動した。山祇(やまづみ)神社の御神木であり、地域の大事な財産を守っていく公共事業と言えるだろう。

「安全・安心」を守っていくために、地域に意見を聞きながら公共事業を進めていきたいと考えている。
2016年 5月
5月となり、今年もクールビズがスタートした。

熊本県をはじめ大分県において4月14日21時26分ごろ、および16日1時40分ごろの2回にわたり震度7の地震が発生し、気象庁は「平成28年熊本地震」と命名した。
気象庁が地震に命名するのは、平成23年3月に発生した「東北地方太平洋沖地震」以来の5年ぶりとなる。これは震度7を観測した地震は国内で3例目であり、非常に大きな地震であったことが確認された。
この地震で、49名の死亡と1名の方が行方不明となっているほか、多数の負傷者と家屋の倒壊、公共施設の損壊などが多数発生している。ご冥福をお祈りするともに、一刻も早い復旧、復興をお祈りし、一助としたい。
同じ九州で生活してきた私としても、このように大きな地震が間近で発生するとは考えてなく、緊急地震速報に驚くばかりで、何もできなかった、動けなかったと記憶している。
福岡でも4月14日以降、緊急地震速報が4回ほどなったと思い、少し慣れてきた気がする。災害メールで「熊本県熊本 震度3」であれば熊本は大変だなと思う程度で、大丈夫だろうかとは感じなくなってきている。これは大変おかしなもので、これまでであれば、震度3とはかなり大きな揺れと感じていたものである。
今回の「平成28年熊本地震」が余震と言われる回数があまりにも多いことが原因であると思われる。

建築物も公共土木施設も耐震を考慮し、想定される地震に対する安全性能を持たせて造られているはずである。多くの施設が倒壊した原因については、今後の調査によって明らかになると思われるが、震度7の揺れが続けて起こったことがひとつの要因ではないかと思われる。我々建設コンサルタントが公共土木施設を設計する場合には、過去の地震を参考にした設計震度を与えても倒壊、破壊されない施設としている。しかし、2度続けて同規模の大きな地震が起こることは想定されていない。1度目の揺れでは壊れなくても、2度目の揺れでは壊れることも考えられる。前述したように、震度7が続けて起こることは、過去の観測を含めても想定されていなっかた。「想定外の災害です。」とは言いたくは無いが、今回の「平成28年熊本地震」はこれまでの地震と比較して、前震、震源の移動や長く続く余震などまったく経験していないことが起きていると言える。

私たちは、日本全国どこででも大きな直下型地震が起こるものだと考えて行動しなければならない。前にも書いたことが、防災は『自助、共助、公助』を忘れずにいて欲しい。


GWが終わり、4月から新たな生活を始めた方々にとっては、初めての長期休日となったと思われる。5月病などに負けずに一日も早く新生活になじめるようにしてほしい。
2016年 4月
平成28年度が始まり、多くの方が新たなことに挑戦する月となった。
 学校、職場には新入生、新入社員が顔を見せ、進級や転勤、昇格など新しい環境での生活が始まる。転居する人、一人暮らしを始める人など、さまざまな新しい生活が始まる。

 平成27年度を振り返ると、大きな自然災害が多数発生し、危機管理の重要性を改めて認識した年であった。
 国の新しい動きとして、マイナンバー制度、安全保障関連法案、18歳選挙権、電力自由化などがあげられる。また、今年5月26日~27日には、G7伊勢志摩サミット(主要国首脳会合)が開催され、関係閣僚会合が全国9都市(新潟市、仙台市、軽井沢町、富山市、神戸市、倉敷市、北九州市、広島市、高松市)で開催される。サミットおよび関係閣僚会合で国際テロ行為が行われないことを祈りたい。外務省のHPに外交政策として「我が国の国際テロ対策」が掲載されている。
 福岡県博多警察署から「サミット開催に伴う警察活動にご協力を」と題する広報が当社にも届いている。内容としては、『サミットに反対する「過激派や過激な団体」によるテロ行為やテロ・ゲリラ事件の発生が懸念されています。警察では、サミットに向けた警戒警備を強化しているので、協力してください。』とのことである。我々もテロ・ゲリラ事件が起きないように共慮をしていきたいと思っている。

 福岡と宇和島では、3月30日に全国のトップを切って桜の満開が発表され、花見の絶頂期を迎えている。先週、開花を迎えた関東より西の多くの地域では4月第1週から見ごろを迎えるようである。2016年の桜前線は、現在長野県南部や北陸地方まで進み、まもなく東北南部に到達する見込みである。東北北部は4月中旬、北海道では4月下旬に平年より早いお花見シーズンが始まる見込みである。
 花見と言えば以前は、公園でバーベキューをしながら夜桜を楽しんだものであるが、公園管理および周辺住民の方からの騒音(バカ騒ぎ)に対する苦情が多く寄せられたことなどにより、火器の使用ができない公園がほとんどとなっている。
 夜間に火の気がないところでの夜桜見物は、冷え込むことがあり、苦行であったと記憶している。お酒を飲んでしまうと寒さも忘れてしまうのだが、風邪をひいてしまった方も多いのではないかと思われる。花見の場所取りも若い社員の修行のようであったと思う。
 「福岡城さくらまつり」が3月25日~4月3日まで開催され、「有料ライトアップ」「有料BBQ」「さくらグルメ屋台」などのイベントが催される。福岡城祉の舞鶴公園西広場で10:00~22:00までの実施で、4社のBBQ提供会社によるものである。食材、セティング、後片付けまでを業者の方が行ってくれるシステムとなっている。手軽にBBQが楽しめるが、予約が大変なようである。
 
 建設コンサルタントの多くは、公共事業を主体とした業務を行っている。年度末をどうにか乗り切ったので、新たな年度に期待を込めているところである。
2016年 3月
3月となり、少しずつ春めいてきている。暖かい日差しの中、我が家の庭にはフキノトウが芽を出してきた。
3月1日から大学3年生の就職活動が解禁され、本格化してくる。我が社でも3月3日の「マイナビ建築・土木就職セミナー」(マリンメッセ福岡)での会社説明会、プレゼンテーションを行うことで就活が始まる。
より多くの学生さんに、地域で頑張っている企業にも目を向けてほしいと思っている。中小企業ではあるが、我々建設コンサルタントの専門・技術サービス業の楽しさ、社会資本整備に欠かせない職業であるという自負を感じて欲しいと考えている。人口減少社会の中で、持続可能な社会資本のあり方を考え、社会に貢献し、利益を上げることで会社を継続的に存続させていくことが私の使命であると考えている。会社説明会では、プレゼンにおいてこのようなメッセージを発信することが大事であると考えている。

昨日、平成27年度国勢調査の速報値が発表された。九州・山口では福岡県だけが人口増となり、福岡市は政令指定都市で神戸市を抜き、5位に上昇した。福岡市や周辺のベッドタウンに九州中から人が集まってようである。仕事や学校があり、生活も便利な拠点都市への人口集中が進んでいる。ベッドタウンの中でも福岡県新宮町は、人口増加率が22.9%と全国市町村のトップとなっている。
福岡は「飯はうまい、酒もうまい、ネエちゃんはキレイで優しい」と転勤で赴任すると帰りたがらないと言われている。4月21日には丸井(○|○|)がJR博多駅横に開業予定と東京にあるものはほとんど揃うのに、家賃や食費(食材)などの物価が安いこともあるのではないかと思われる。海にも、山にも近く、アクティビティなスポットもたくさんある。こんな福岡ではあるが、道路整備が追いついていないことと、路線バスや観光バス(中国、韓国からの来訪者)による渋滞が常態化していることが難点である。住みよい町とするためには交通網の再整備が欠かせないと思われ、我々建設コンサルタントのさらなる活躍の場があるのではないかと思っている。

先日「渋沢栄一 100の訓言」(渋沢健 著)を拝読した。およそ100年前の「日本資本主義の父」の思想に触れ、私たちの将来のために、現在から行動する際の指針となるものであると感じた。
「貧富、貴賤にかかわらず、人が王道、つまり仁徳にのっとって生き、王道を人間の言動を計る基準として事に当るならば、何百、何千という法律や規律によるよりも、ずっと正しく生きるだろう。」これは、「法律で禁じられていないから、やってもいい」などと、すべての判断を法律に委ねるのでなく、すべての人が心に”王道”(人が胸を張って生きる道)を持つべきだと説いています。その王道に従って行動するのは、ある意味で法律を守るよりも尊いように思われる。

私も心に“王道”に従って行動していきたいと考えている。
2016年 2月
2月となり、少し暖かくなっているように感じられる。
昨年の12月に、「今冬はエルニーニョ現象により西日本、東日本、奄美などが暖冬となる」との予測があることを掲載した。
しかし、1月24日から25日にかけて九州でも大雪となった。奄美大島の名瀬では115年ぶりの降雪を観測している。
気象台の観測によると福岡市の積雪は2cmとなっているが、私が住んでいる春日市では、積雪が20cmを越えていたと思われ、1月25日には近くの県道が通行止めとなり、路線バスが終日運休していた。まるで「雪国」であった。東北、北海道などの方々にとってはこの程度の積雪は日常的なことであろうと思われるが、九州の人間にとっては数十年ぶりのことであり、交通障害は尋常ではなかった。タイヤチェーンの装着が苦手などでなく、そもそも冬用タイヤやチェーンを持っていないためにカー用品を扱っている店に多くの人が殺到したと聞いている。
水道管の凍結により漏水が多発し、現在も広い地域で断水が続いている。九州で水道管が凍結するような低温はあまり起こらず、住民の方々が凍結に対する準備をしていないことが考えられる。また、多くの空き家での水道管の凍結・破裂が多発し、確認ができずに断水せざるを得ない状況となった。
「空き家の漏水が断水を長引かせた一因」と福岡県大牟田市が語っているように、空き家の持ち主が止水栓を閉めていたら断水が短くなったと考えられる。今後は、引越しなどで水道契約が切れるときに止水栓を閉めるように指導する必要があると訴えていた。

現在、福岡市博物館では「黒田家名宝展示」で名刀「圧切長谷部」「日光一文字」の展示がされている。この展示に若い女性が殺到している。日本刀の展示に日本全国だけでなく海外(台湾)からも訪れている。この理由は、「刀剣乱舞」と言うオンラインゲームが若い女性に流行しているからのようで、日本刀の人気に火がついたようである。私の娘に聞いたところ「圧切長谷部」も見たいが「日光一文字」を見たいと言っている。大変驚いた次第である。多いときには、3~4時間の待ち時間があると報道されていた。ゲームの中で名刀がキャラクター(擬人化)として戦うのである。ゲームから日本刀の歴史や日本の歴史に興味を持ってもらえることを嬉しく思っている。

1995年1月17日午前5時46分に「阪神・淡路大震災」が発生し、死者6,434人、全半壊家屋274,181棟、焼失家屋7,500棟の大惨事となった。この「阪神・淡路大震災」を教訓として避難時にはブレーカーの遮断を徹底し、通電火災を防ぐことを多くの人が学んだ。
震災後のインフラ(水道、ガスなどの地中埋設物)の復旧には3ヶ月を要しており、我々インフラの設計者として復旧が容易になるような工夫や提案をしていく必要があることを改めて痛感した1月であった。

まだ寒い日があると思われ、インフルエンザ等の感染症に気をつけて過ごして頂きたい。
2016年 1月
あけましておめでとうございます。
平成28年が始まりました。

今年は『丙申』(ひのえさる)年です。十干の丙と十二支の申です。この干と支が合わさって干支となります。十干と十二支の組み合わせは60種類となり、『丙申』は60年ぶりとなり、昭和31年以来です。昭和31年は、日本が高度経済成長に入った頃であり、『丙申』の今年は、安部政権の「アベノミクス」「一億総活躍社会」で経済成長が実感できる年になることを願っております。

昨年12月12日にフランス・パリで開催されていたCOP21(国連気候変動枠組条約第21回締結国会議)が、2020年以降の温暖化対策の国連枠組み『パリ協定』を正式に採択し、法的拘束力を持つ強い協定として合意されました。「世界の平均気温上昇を2℃未満に抑える(1.5℃に抑えることが、リスク削減に大きく貢献する)」に向けて、世界全体で今世紀後半には、人間活動による温室効果ガス排出量を実質的にゼロにしていく方針を打ち出しました。
櫻井よしこ著「議論の作法」で赤祖父俊一アラスカ大学名誉教授と対談された内容が掲載されていますが、地球温暖化の原因は二酸化炭素(CO2)ではないと主張されている。
IPCC(気候変動に関する政府間パネル)指摘によって、“世界の常識”となっている両者の因果関係に反論されています。
この中で地球温暖化の要因として自然変動を謳われています。1400年頃から1800年頃までの「小氷河期」が終わり、地球は寒冷化から回復に入り、現在まで続いているとのことです。気温の上昇は人類がCO2の排出を急速に拡大していた1946年頃からの現象でもなく、いま始まったことでもないとのことです。
日本は京都議定書で規定されたCO2排出削減目標を達成するために5年間で海外から1億トン分の排出権を購入する計画で、ウクライナから3000万トンの排出権を300億円で購入すると推定されています。この300億円は国民の税金であり、IPCCの指摘が間違っていないかを国が再度検証する必要があるのではないかと思います。IPCCの指摘に疑問を持つ気象研究者や政策研究者約700人がNYに集まり、過去の気温上昇はCO2濃度の上昇に先行するのでCO2が気温上昇を起こしているのではない。IPCCの予測と観測結果が合わない理由などなどの詳しい研究結果が発表されたそうです。
このような世界での動きは報道されていません。私も世界の様々な動きを敏感に察知できるようにアンテナを張り巡らせていきたいと思います。

科学技術の進展により、生活が豊かになり、自然災害等も減少してきたと感じています。この科学技術を駆使し、安全・安心な社会インフラを創造し、地域社会の発展に貢献できるように、今年も頑張っていきたいと思います。

今年が皆様にとって良い年となることをお祈りいたします。